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2018.12.27授業報告

モジュール3 Day4「ビジネスモデルの枠作り」の対面授業が終わりました。

【イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム】
モジュール3Day4「ビジネスモデルの枠作り」の対面授業が12月22日(土)に行われました。




最後の対面授業となるモジュール3Day4が12月22日(土)に行われました。



最初に聞間先生から、前回の授業の復習と今日の取り組みについての説明がありました。前回は、デザイン思考のポイントでもある顧客視点を、いかに事業視点に引き上げていくのか?をシステムシンキングを用いて学んでいきました。



Day4では ビジネスモデルの枠づくりにチャレンジします。
よい事業とは、誰もが理解できるもので、働きかけるポイントが明確なものとも言えます。
自分たちが考えている事業を論理的に説明できることが重要です。それをビジネスモデルの力で実現させていきます。
 
Day4ではビジネスモデルキャンバスという手法を使って、考えたアイデアを実現するために、何が足りないのか、どこを強化すればいいのか?をつまびらかにしていきます。
 
ビジネスモデルキャンバスは下記の9つの項目から成っています。要素を洗い出し、要素間の関係を繋ぐことでビジネスモデルを作って行く手法です。
 
VP 価値提案
CS 顧客セグメント
CH チャネル
CR 顧客との関係
RS 収益の流れ
KA 主要活動
KR リソース
KP キーパートナー
CS コスト構造

まずはビジネスモデルキャンバスの右半分、どのようなどんな価値を誰に提供するのか?どのような手段や媒体を使って届けていくのか?を考えていきます。チームごとに要素を洗い出しながら、キャンバスを埋めていきます。



次に、ビジネスモデルキャンバスの「左半分」、実際に事業を展開するために必要な項目を洗い出していきます。
主要な活動は何か、活動に必要なリソース(資源)は何か? 活動していくにあたって自分だけではできないことを助けてくれるパートナーは誰か?自分たちがやろうと思っていることはコスト主導なのか、価値主導なのか?を洗い出していきます。



ビジネスモデルキャンバスの各項目が埋まった後は、各ブロックに入る要素を絞り込んだり、足りない部分を追加したりしながら、要素間を結んでいきます。各項目間のつながりは、すなわち、自分たちのアイデアを理解してもらうための重要なストーリーとなります。



これで1年間のすべての対面授業が終了です。このあと、2月16日の最終成果発表会までの間は各チームに分かれて、引き続き、アイデアの練り直し、ユーザーリサーチの実施、サービス試行や試作品作りなどアイデアのプロトタイピングを行います。
今日のアイデアがどのような形で進化していくのか、2月の発表会が楽しみです!

★※授業を「可視化」に!!
講師岸先生より、今日の授業の内容をいつもの「可視化」に、まとめて頂きました。



<お問い合わせ>
福岡女子大学 地域連携センター 女性学び直し担当
manabi@fwu.ac.jp
092-692-3198