【イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム】
モジュール3Day3「問題構造可視化」の対面授業が11月23日(土)に行われました。
前回の授業から約1か月、フォローアップセッションからも3週間経ってのDay3。
リサーチを重ねるチーム、自分の取組にとことん向き合うチームなど、各チームの進捗も様々です。
まずはじめに、EQチェック、モチベーショングラフを作成。
前回の講義から今日までのモチベーションの変化を振り返ります。
今日は、新しく「因果ループマップ」について学びます。
学び直しプログラムで取り組むプロジェクト活動においては、顧客視点、生活者視点が重要ですが、それに加えて、ビジネスの視点に結び付けていくことが必要です。顧客視点からビジネス視点への切り替えに有効な考え方がシステムシンキングであり、そのためのツールが「因果ループマップ」です。
システムとは互いに影響を与え合っている要素の集まりをさします。要素は目に見えるもの、目に見えないものをはじめ、あらゆるものが含まれます。ある要素が増えると、もう一方の要素がどう変化するのか、因果関係を「+」「-」で表していきます。自分たちが取り組む課題を構成している要素は何か、どんな関係で成り立っているのかを「因果ループマップ」をつくり表出させていきました。
因果ループマップを使って、自分たちの考える問題の全体像を見ることにチャレンジ!
因果ループマップは、すぐに出来上がるものではないので、何度も書き換え、因果関係の全体像を把握していきます。しっくりくる形にしていくプロセスを通じて、事業のシナリオ、ストーリーをつくり、人へ効果的に伝える方法を探っていきます。
「現在の問題が解決しない理由」「誰に何の協力をしてほしいか?」等が明確になると、正面突破、正攻法 だけではなく、別の角度からの解決策も見つかり、解決の質や速度がアップしていきます。
次の授業は12月21日。いよいよビジネス視点で活動の継続可能性を探っていきます。それまでの1か月間、ストーリーのある活動、アイデアを模索していきます。
引き続き学びの旅が続きます!