福岡女子大学学び直し大学院プログラム イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム。本日からモジュール2「創造性を磨く」の対面授業が始まりました。
冒頭、福岡女子大学の梶山学長より受講生の皆さんに向けて
「イノベーションと聞くと、何か新しいことを思い浮かべるが、ユニークなこと、私独自の視点がイノベーションである。
このプログラムでは、授業に参加していれば何かが身につくわけではない。皆さんが必死に考えることこそが学びであり、そうやって得たものは本当に大きく価値があります。」
という力強いメッセージをいただきました。
続いて、モジュール2の担当講師である(株)リ?パブリック共同代表の田村先生からの、「チームで何かを成し遂げることは結構大変なことだと思います。モジュール2もタフだと思いますが、楽しんでやっていきましょう。」の言葉で授業がスタートしました。
今までの人生の中で、これはイノベーションだ!と思うものをピックアップし、イノベーションとは何か?を考えるワークから、モジュール2が始まりました!
これぞ、イノベーションだ!と思うものをチームで選んでもらったところ、インターネット、携帯電話、LINE、美容家のIKKO氏という意見が出てきました。
田村先生による「イノベーション」についてのレクチャーでは、
「以前はイノベーションというと、新幹線やアポロの月面着陸など技術の進化、進歩に代表されるようにみんなが創造できた。今は個人的で身近になってきている。
イノベーションはアイデアやスキルではなく、結果でしかない。価値観や行動が変わったこと、それがイノベーションである。それがなかった時代にはもう後戻りできないもの。携帯やインターネットがなかった時代は今となってはもう想像もできないし、生活に欠かせないものになっています。
アイデアからのスタートではなく、新しい行動や習慣、価値観を先に作ってしまおう、という逆転のアプローチこそがイノベーション思考。」
というお話がありました。
そして、いよいよモジュール2のテーマである「はたらく」の未来について、1期修了生3人による働き方?はたらきの変遷のミニプレゼンテーションへ。サ三者三様の多様な働き方、はたらく変遷をお聞きしました。
午後からはいよいよリサーチ準備に入ります!
「はたらく」という大テーマのもと、各チームごとにどんな問題意識を持ってどんなテーマでリサーチをするのか、対話を繰り返します。
お金には頼らない(収入にこだわらない)働き方って? 働く場所って? 複数の仕事を持つって?など様々なテーマの可能性を探ります。
テーマが決まったら、どんな人に、どんなことを聞くのか、インタビューの準備に入ります。
インタビュー対象は、必ずしも専門家でなくても構いません。自分たちの問題意識に対して新しい発見を授けてくれそうな人、自分たちとはちょっと違う考えの人など、インタビュー対象は意外と身近にいるのかもしれません。
パラレルキャリア、積極的に職を持たない人、就職活動をしない大学生、外国人就労者など様々なテーマ、インタビュー対象が浮かび上がってきました。
これから約1か月、各チームで協力、役割分担しながら、リサーチを行ってきます。
次回はクラス全体で、リサーチ結果の共有をします。どんなリサーチ結果、どんな発見が出るのか楽しみです!