研究業績
科学研究費補助金 基盤研究(B) 2019-2022
日本社会による外国人排除?包摂要因としての認知的言語能力の縦断的大規模調査
研究チーム
〈代表者および分担者〉
- 吹原豊(福岡女子大学?国際文理学部?教授)代表
- 助川泰彦(東京国際大学?教育研究推進機構?教授)
- 佐々木良造(静岡大学?国際連携推進機構?特任准教授)
- 八重樫理人(香川大学?工学部?准教授)
〈研究協力者〉
- 沢畑雅彦(茨城県立大洗高校?教諭)
- フランキー?ナヨアン(マナド国立大学?言語芸術学部?准教授)
研究概要
本研究は、茨城県東茨城郡大洗町に集住するインドネシア人コミュニティ(以下、大洗コミュニティ)の成員のうち、移住第一世代(インドネシア人移住労働者)と第二世代(その子どもたち)の言語能力に着目し、多角的、横断的、かつ縦断的に測定しようとするものである。具体的には、移住第二世代の日本語習得を主に教科学習言語能力との関連の中で分析する。また、それと並行して学校教育関連情報提供等による支援を行う。そのうえで、これまでに蓄積したデータおよび今後実施する縦断的調査の結果と移住労働者の青年層における自己実現の関連性を、「日本社会からの排除と日本社会への包摂」という観点から考察する。
研究成果
〈論文〉
〈学会発表〉
- 佐々木良造?吹原豊?助川泰彦(2020.6.14)「滞日インドネシア人第二世代の高校?大学進学―受験を通じて何を経験したか―」、ポスター発表、2020年度異文化間教育学会第41回年次大会、国際教養大学.(予定)